変化に合わせて乗り換えが容易

お金の面では心配がないにもかかわらず、ずっと賃貸の物件に住み続ける人がいます。
お金が無くて、分譲マンションや一戸建てを買えないというわけではないのです。
そうする人がいるのはなぜでしょうか。
一つの大きな理由となり得るのは、価格のはる分譲マンションや一戸建てを一度購入してしまうと、それに縛られやすくなるという点があります。
人生は時と共に、さまざまな変化が生じます。
しかし、不動産を購入してしまっていると、その変化に柔軟に対応するのが難しい場合があるのです。
その結果、単身赴任で家族と離れ離れになってしまう人もいます。

この点、価格の安い賃貸物件に住んでいると、生活の変化に合わせて臨機応変に対応することが可能です。
引っ越す必要が生じたならば、すぐに引っ越すことが出来ます。
家族が増えてもう少し大きい家が必要になったのであれば、少し広めの賃貸に移り住むことが可能です。
賃貸か分譲かを考える際のポイントと、新車にするか中古車にするかのポイントには似た点があります。
お金に特に困っているわけではなくても、中古車に好んで乗る人がいます。
そうすることのメリットはどこにあるのでしょうか。
一つのメリットと言えるのは、生活の変化に合わせて、別の車に乗り換えるのが容易だということです。

これは新車のデメリットとも言うことが出来ます。
新車は高価なものも多いので、ローンを組んで購入する人もいます。
その車を購入後に、結婚や出産などを経験すると家族が増えます。
独身のときに購入した車では、少し小さいと感じるようになるかもしれません。
しかし、購入したのが新車でそのローンがまだ残っていたりすると、それを手放して乗り換えるのは困難な場合があります。
しかし、仮に独身時代に買ったのが中古の車であるのならば、生活の変化に合わせて次の車に乗り換えるのもそれほど困難ではないでしょう。
これは中古車の価格の安さがもたらすメリットといえます。