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競合店の存在


近くに競合店はあるのか。実はこれもとても大切です。
中古車のみならず、どのような物を購入する際にも競合があるかどうかはとても大切です。

新車で購入する際もコンセプトや価格帯が似ている車種を競合に挙げて値引き公証を行うものですが、中古車の場合、車体価格の値引きはそこまで求める事は出来ませんが、アフターサービスや保証等、価格に見えない部分で異なってくるものです。
競合店があればやはり「そこにお客を奪われないように」といった思いが働くものですが、競合店が無い場合、周囲に住んでいる人からするとそのお店を利用するしか選択肢がありません。
選択肢が一つだけしかないとなると、お店の方が立場が上のような状況となってしまうのです。
ですがお店が多ければ多いほど、お客側が有利な状況になりますから、実際に中古車を購入するのであれば競合店が近くにあるかどうかも判断してみると良いでしょう。

競合店の有無は中古車販売店に於いても大きなものです。
近隣の競合店の方が売れ行きが良かったり、あるいは客足が良かったりすれば、お店としても何か手を打たなければならなくなります。
車体価格の見直しはもちろんですが、お客に来てもらうべき、様々なサービスを打ち出したりするものです。
選び方にしてもですが、どのような業界であってもやはり競合するお店があるとそれだけで意識が変わってくるものです。
近年では中古車はインターネットからも購入する事が出来ます。
消費者にとってはとても素晴らしい環境となっていますが、販売店側からすると様々な事を行わなければならないのですからなかなか簡単な話ではありません。実際の距離はそこまで近くは無いにも関わらず、インターネット上であれば比較される事も珍しくありません。

ですが、やはり目に見えている部分での競合店の存在があると、インターネット上での競合よりも危機感等、意識が異なってくるものです。
値引きを要求したいといった事ではなく、販売店の根本的な意識の違いに現れてくる部分です。