押し売りはないか

近年は減少傾向にあるとされているのですが、押し売りをしてくるかどうか。
これもまた、大きな判断材料と言えるのではないでしょうか。
押し売りをしてくる。スタッフからすると「ちょっと強く勧めているだけ」の話しかもしれませんが、購入する側からすると迷惑甚だしい話ですし、ゆっくり選ぶ事が出来ません。
更に言えば、押し売りをしてくるという事は、その業者が何を一番に考えているのかと言えば顧客の満足度ではなく、自分のお店のノルマを達成する事が出来るかどうかという点です。
もちろんビジネスである以上、ノルマを考える事は悪い事ではありません。
どの業者であってもノルマは設定されているでしょう。

ノルマ達成のために様々な努力を惜しまないのが中古車販売店なのですが、押し売りがひどいという事は、お店の事情をお客に押し付けているという事でもあるのです。
お客の事を考えていないという事ではないでしょうが、優先順位として、お客よりも自分たちの都合の方が上にあるという事です。
選び方はもちろんですがお客からすれば、ノルマの話しなど無関係です。
ノルマを達成していようがいまいが、お客からすれば何が変わるという事ではありませんからね。

ですが、販売店側からするとノルマを達成しているかどうかによって様々な事が変わってくるのですから、決して看過出来ない部分になってくるのです。
お店まで出向けば車種の説明よりも購入すべきといった台詞ばかり。
さらには電話番号を教えようものなら頻繁に電話がかかってくる。
これでは購入する気も失せてくるのではないでしょうか。
お客がどのような自動車を欲していて、予算はどれくらいなのか。
その他にも様々な形でお客の要望を聞いてそれに見合った車種を提案してくれる。
このような販売店であればお客としてもとても心地よく取引を行う事が出来るのではないでしょうか。
ですが、お客を後回しにしているような販売店では、なかなか満足する事は出来ないのではないでしょうか。